2010年3月31日水曜日

肉を焼くのは男の仕事?


 アメリカの郷土料理と言えばバーベキュー。特に夫の出身地である南部はバーベキューに対するこだわりがあります。どの家にもポーチにグリルが置いてあり、各州ごとにソースの味も違います。
 日本の川原で行うバーベキューのイメージと違い、ソースに漬け込んだ肉をポーチにあるグリルで焼き、付け合わせと共にディナー皿に盛りつけ、家の中のダイニングテーブルで食べることが多い様です。
まあ、家庭によって食べ方は様々だと思いますが・・・・・。
 バーベキューレストランでは、バーベキューの肉とコールスローを一緒に食パンに挟んでサンドイッチにして食べます。とても美味しいです。
 
 以前に、ヨシダソースの社長が「アメリカでは、肉を上手く焼ければもてる」とテレビで言っていましたが、本当にグリルで肉を焼くのは男の仕事。煙が出て大変だし、どんな天候でも外に行かないといけないからかな。。。。彼のお父さんも継父も弟も遊びに行くと、必ずビール片手に肉を焼いてくれます。でも、私の夫だけは「やり方が分からないから」「日本にはグリルがないから」と言う理由で肉を焼いてくれません。そういうところは、日本人風です。

 写真は、お父さんがグリルで焼いてくれたローストポークです。写真で見ると分かりませんが、アメリカ的な特大サイズです。

サンタフェ・スープ

 夫の継母の味。それがサンタフェ・スープです。この写真は、アメリカに帰った時に作ってくれたものです。我が家でも、冬の定番料理になっています。
 作り方は簡単で、鍋に材料を順番に入れて煮込むだけ。アメリカの料理本のレシピでは、信じられないほど大量にできてしまうので、日本で手に入る材料で日本の家庭向けの分量に直したレシピをご紹介します。

【サンタフェ・スープ】
*材料*
牛挽肉        250g
玉ねぎ        半分
ミックスビーンズ   1缶
コーン(ホール)   半缶
トマト(ホール)   半缶
タコシーズニング   半分
マギーブイヨン    1個
水          適宜
チェダーチーズ    適宜
サワークリーム    適宜
コーンチップス    適宜

*作り方*
1 鍋に玉ねぎのみじん切りを入れ透き通るまで炒める。牛挽肉を加え全体に火が通るまで炒め、タコシーズニングを加える。
2 ミックスビーンズ、コーンを順に加え火が通ったらトマト缶を潰しながら入れる。
3 水とマギーブイヨンを加え、2時間煮込む。好みに合わせて塩こしょうで味を整える。

 器に盛る時に、サワークリーム、チェダーチーズ、コーンチップスをトッピングすれば完成です。普段は、サワークリームもコーンチップスも買うのが面倒なので、とろけるチーズだけをかけています。水の代わりにトマトジュースを入れると濃くなり、チリのようになり美味しいですよ。

レーズン・ドロップスコーン





レーズンのドロップスコーンです。紅茶のお供には最適。

マフィン型を持っていなくても簡単にできるし、手土産にもなるので重宝しています。

 【レーズンのドロップスコーンレシピ】

*材料*

小麦粉        125g

ベーキングパウダー    小さじ1

無塩バター        50g

砂糖           50g

卵            1個

レーズン         30g

*作り方*

1 ボウルにバターを入れてハンドミキサーで泡立て、クリーム状になったら砂糖を加えてよく混ぜる。

2 とき卵を2回に分けて入れ、よく混ぜる。

3 合わせてふるっておいた粉を加え、軽く混ぜる。

4 レーズンを加えて混ぜ、スプーンで天板に落として180℃のオーブンで20分ほど焼く。

レーズンの代わりに、チョコチップやオレンジピール、カレンズなどを入れても美味しいです。